今回はレースシムに関する話題です。
以前こんなレースシム用のコックピットを制作しました
これを作った時には解決できずにスルーしていた問題が一つあり、最近解決できたので記事にしようと思います。内容としてはかなりしょうもないと思います。
まず、CSL Elite Pedalsの設置にどこか問題があるの?と思われる方もいると思いますのでどこが問題点なのかを説明します。
以下はCSL Elite Pedalsのドリリングテンプレート、つまり穴をあける位置のテンプレートです。
このテンプレートに、フットレスト辺りにネジ穴があると書かれていますよね。
そのネジ穴は実際には上の位置に存在します。
そしてこの位置にボルトを入れてコックピットと固定するのですが、このボルトが想像以上に回しにくいのが問題なのです。
キットに付属されているアーレンキーではほぼ回すことが出来ず、L字の部分が低くなっているアーレンキーを購入して試しましたがそもそもアーレンキーの可動域がとんでもなく狭いことが判明し、しばらくの間は緩い締め付けで放置していました。
おそらくラチェットレンチを使えば回せたのかもしれないですが、ネジ穴があるところの幅が狭く、はまらない可能性もあったのでパスしていました。
ネジ穴が締められないから他のところはないかとみていた時に、ちょうどいいところを見つけました。ぺダルをフットレストと固定するネジ穴です。
目視でフレームの上に重ねてみたところいい感じだったので、近所の金物屋さんでボルトを買ってきました。サイズはM8×45を選びました。右のボルトは比較用のM8×18ボルトです。
Amazonなどではこちらのボルトが同じサイズになっています。
ここは個人の環境によると思いますので、ご自身で寸法を測ってから購入されたほうがいいと思います。
私の環境では、ペダルをアフターナットでSUS製SF2-40-40に直付けしました。SUSの詳しい寸法はSUSさんのウェブサイトに記載されていますので気になる方は見てみてください。
という事でつけてみました。この部分のネジ穴はM8なので当たり前ですがジャストフィットです。
暗くて見えにくいですが、しっかりまっすぐ伸びています。この部分はフットレストで完全に隠れるのでスペーサーなどはかませずにつけました。
以前は強く押すとペダル全体がほんの少しだけ動いてしまっていましたが、つけ方を変えてみてからはびくともせず良い感じでした。
もし私と同じようにお困りの方がいてこの記事が少しでもお役に立てれば幸いです。