今回はSUSさんのアルミフレームでレースシム用コックピットを作ったので紹介しようと思います。
SUSとは
SUSとは、SUS株式会社さんが
販売しているSUSアルミフレームの事です。主に企業向けですが、個人の方でもお取引できます。
*2021/07/06追記
今現在は個人に対して取引を行っていないようです。ですので、購入の際はAmazonやモノタロウといったECサイト、または別の会社のアルミフレームを買うという選択肢があります。
コックピットの詳細
私はSF40・40シリーズで統一して製作しました。
モニターは以前に買った
を三つそのままつけました。
モニターアームを三つ設置してモニターを展開した時、少し接合面がモニター側にゆがんでしまったのでアルミのステーをホームセンターで買ってきて補強しました。
バケットシートは近所のアップガレージで購入、7800円くらいでした。
形からみておそらくこのシートだと思われます。
シート本体は元々シートステーを買う予定でしたが、SUSの設計図が悪く部品が足りなかった事と。高さが欲しかったので金物屋で頑丈そうなL字金具でつけました。強度は足りているようです。
フレームの一番底の部分は40・80にしたほうが剛性も出せる上、取り付けも楽かなと思います。
ホイールベースはFanatecのClub Sport Wheel Base V2.5を導入しました。
散々悩んだ挙句、ベースもL字金具で固定しました。
本来ならアルミプレートをSUSさんに作ってもらうほうが良いのかもしれませんが、お金に余裕が無かったのでこのような形に落ち着きました。金具でも剛性は足りています。
ベース側のねじ穴はM6ですが、ワッシャーを入れてM8のねじ穴の金具に取り付けました。
ベース部分をコの字形のフレームの上に設置し、それを垂直に立てたフレームにハードブラケットで固定しました。この部分も40・80のほうが良かったかなと後々思いました。40・80のほうがポジション調整の楽さと剛性が出せると思います。
底面はラダー構造にして、シートとペダルを設置しました。
ペダルはFanatecのCSL Elite Pedals LCを設置。
M8ボルトで固定しています。
追記:ペダルの固定方法を見直しました
掛かった費用
費用はフレーム代が大体14000円くらいで、ブラケットやナットやねじなどで6000くらい掛かりました。
バケットシートは約8000円ですのでホイールベース等を除けばコックピット自体は約30000円程度で組む事ができると思います。
使ってみて
いままではキャスター付きの椅子に座ってプレイしていたのでフルブレーキをすると自分が後ろに行ってしまうのでやりづらかったのですが、固定されているとブレーキングも安定しますし、なによりリアル感があって楽しいです。
バケットシートも高級品ではないですが、体にフィットして座りやすく、値段以上の効果かなと思います。
参考までに私が使用したアルミフレームの詳細情報を載せておきます。
アルミフレームなど詳細
使用したアルミフレーム
SF2-40・40
L=length (長さ) 単位はmmです。
L250×2 ハンドルを置く部分の作成に使用
L500×5 ペダルを止める部分やハンドル本体の置き場として使用
L600×1 モニターアームを設置している部分に使用
L800×2 縦に支柱として使用
L1400×2 底面の一番長いもの
L=600に関しては私の寸法ミスで少しはみ出るような形になっています。
その他
六角穴付きボルト(M8、M6)
Tナット(M8、M6)
M6のナットはハンドル本体の固定にのみ使用し、フレームの固定にはM8ナットを使用しています。
ナット、ボルトは多めに用意されたほうがいいかと思います。
ハードブラケット
Dブラケット
ハードブラケットとDブラケットの違いは、Dブラケットは本体のレールに沿うように突起が付いている点です。この突起がハードブラケットにはありません。私はDブラケットをペダルの固定部分に使用しています。
フレームキャップ
フレームの端は切断加工がされている関係で鋭利になっているのでそれを保護する役割です。
参考にさせて頂いたブログ様
最後になりますが参考にさせて頂いたブログ様をご紹介させて頂きます。ありがとうございました。
*追記
現状について更新しました。
シフターを購入しました